こんばんわ。
よつ葉ロープシステムの「yotsuba-papa」です。
今日は、私が今現在、実際に使用しているセミスタティックロープを3種類ご紹介します。
私がそれぞれのセミスタティックロープを使用して感じた個人的な感覚は、こちら( ↓ )の記事をご覧ください。
私の現役セミスタティックロープ3種類
① Teufelberger(トゥーフェルベルガー)製のパトロンプラス(11mm)
- 重量:75g/m
- 破断強度A:32kN 破断強度B:18kN
- 伸び率:3%
- 芯部率:65% 外皮率:35%
上記は各セミスタティックロープの簡単なスペックです。「破断強度A」とは、ノット(結び)なしの状態での強度、「破断強度B」は、ノットあり(エイトノット)の状態での強度のことです。伸び率は、ロープに50㎏~150㎏の過重を掛けた時のロープが伸びる長さの最大割合だと思って下さい。(EN規格によるセミスタティックロープの伸び率は、5%以下でなくてはなりません)
② climbing technology社のケイブエボ(10.5mm)
- 重量:72g/m
- 破断強度A:32kN 破断強度B:18kN
- 伸び率:3.4%
- 芯部率:64% 外皮率:36%
③ climbing technology社のワークスマンエボ(11mm)
- 重量:80g/m
- 破断強度A:33kN 破断強度B:20kN
- 伸び率:3.3%
- 芯部率:60% 外皮率:40%
上記3種類のセミスタティックロープを同一の組み合わせ(ワーキングライン・ライフライン)の中で重複しないように使用しています。
ロングのセット(100m)では、ワーキングライン(メインロープ)にケイブエボを、ライフラインにパトロンプラス11mmを。
ショートのセット(40m~80m)では、ワーキングラインにワークスマンエボを、ライフラインにケイブエボを、という具合に振り分けています。
がしかし、この3種類のセミスタティックロープ 色味というか、雰囲気というか、なんとなーく似ているんです。
もちろん、私も実際に使用していて見間違ったことはありませんが、やっぱり、同一のセット(ワーキングライン・ライフライン)は、ひと目でわかる、明らかに違う色にすべきかなーと思っているんです。
「その方が、ロープの見間違えによる操作ミス・ヒューマンエラーの発生率を少しは下げることができるのではと思っているので。」
そして、使い心地も使用中の3種類のセミスタティックロープと大差ないもの、ないかなーと探しました。
・・・見つけました。
+ 1種類×3色 その名は「TENDON(テンドン)」
- 重量:80g/m
- 破断強度A:33kN 破断強度B:20kN
- 伸び率:3.3%
- 重量:80g/m
私が確認済みのカラー白・赤・青の3色です。
芯部率・外皮率は、確認できませんでしたが、ロープ径は11mmなので、ワークスマンエボと同じスペックです。
むしろ、同じロープなのかな???
実は、climbing technology社のケイブエボ・ワークスマンエボは、TENDON(テンドン)製のようなので、・・・そういうことなのかもしれませんね。
このセミスタティックロープ使ったことあるという方、是非、感想教えてください。