こんばんわ。
よつ葉ロープシステムの「yotsuba-papa」です。
セミスタティックロープの交換時期
私が頻繁に使用しているセミスタティックロープのショートセット(40m~80m)のワーキングライン(メインロープ)がそろそろ交換時期のようなので注文しました。
私のショートセットのワーキングライン(メインロープ)は、climbing technology社のワークスマンエボ(11mm)です。
使用するディッセンダー(下降器)・同じくclimbing technology社のスパローとの相性も抜群で、とても滑らかな使い心地です。
時々、「おしゃれ着洗い用」の洗剤と柔軟剤で手入れを行っていましたが、ロープ自体が硬くなり、ロープの箇所によっては、ディッセンダーとの馴染みも悪くなってきました。
自分の身体を預け、命を預ける器具なだけに「もう少し使えるかなー」と思う時期が交換時期だという風に決めています。
期間でいえば、私の場合は、約1年です。
もっと短いスパンで交換する方もいれば、その逆も。
どちらにせよ、何のための器具なのかしっかりと考えた上で交換時期を管理しなければいけませんね。
もちろん、日々の点検や使用中に異常があれば、使用を中止し、交換しなければなりませんよ。
異常が発生したら、きちんと対処(中止)できるのも、プロだと思います。
新品到着
今回もショートセットのワーキングラインは、climbing technology社のワークスマンエボ(11mm)です。
新品ロープを目にするたび「こんなに白かったか」とびっくりします。
そして、使用してきた黒ずんで硬くなったロープを見ると感謝しかありません。
私の体重以上の重さを何度も何度も支えていてくれてたんですから・・・。
なので、自分の使い古しのロープは、捨てれません・・・。
どんどんたまっていきます・・・。
使い始め前の儀式
さて、到着したての新品ロープ、私は、このままいきなりは、使いません。
もちろん、現場・現地で封を開けることは、ありません。
新品なのに まず、洗います。
メーカーの方に聞いたら、叱られるかもしれませんし、その逆かもしれません。
あくまでも私のゲン担ぎ的な儀式です。
しかし、私の感覚では、まず洗い、陰干しでしっかりと乾燥させるとロープの繊維がしっかりと馴染んで、キュッと引き締まって、よりしなやかになる気がします。
しかも、ロープ自体が長持ちするような・・・。
私の個人的な感覚です・・・。
詳しい方、是非、教えてください。
「おしゃれ着洗い用」洗剤&柔軟剤で
洗います。
もちろん、手洗いです。
洗濯機でまわさないで下さい。
いい香りの柔軟剤を使うと作業中に少しいい香りがして、華やいだ気分になります(笑)
濯ぎは、しっかりと行って下さい。手で押し洗いする感じで。
陰干し
セミスタティックロープは、長時間紫外線にさらされる事や、化学製品(酸・油・気化ガス・ガソリン等)・塗料などを嫌います。
また、砂や細かい粒子等が過度に付着したままでは、ロープの繊維を傷める危険性があります。
なので、洗った後のロープは、化学製品や塗料・砂などが付着しない場所で2日ほど陰干しします。
収納
2日後、ロープをぎゅっと握り、芯までしっかりと乾いていること確認できたら、収納です。
私は、ショートセットのセミスタティックロープは、上の写真のようなロープバッグに収納しています。
シート部分に集め、まとめて、バッグ部分を被せれば、収納完了です。
シートに集めるときに、新品でも点検は、怠らないようにして下さい。
目視・触手でロープに異常がないことを確認しながら、収納して下さい。
ワーキングライン(メインロープ)とライフラインのセットです。
ホームセンターで見つけたキャリアーに搭載です。
まとめ
セミスタティックロープは、陰干しの時と同じように直射日光や風雨が当たらず、化学製品や塗料・砂などが付着しない場所に、高温・多湿を避け保管して下さい。
私のセミスタティックロープ使い始め前の儀式は、以上です。
特にロープの洗いは、面倒ですが、器具に愛着を持つと、道具を丁寧に扱うようになり、作業中も落ち着いた行動・気持ちを持つことができるかなと、思います。
ロープ洗い、是非、やってみて下さい。
どうしても「忙しい」等、出来ない理由を無意識に探してしまうけれど、時間は、作らなければできないので。
よつ葉ロープシステム